月を詠んだ歌は沢山あります。月、三日月、月読(つくよみ)、月人、月読壮士(つきひとをとこ)など色々な表現があります。「月の船」という言い方も出てきます。
満月だけでなく、いろいろな月が詠まれているようです。三日月は、女の人の眉(まゆ)を思いおこして詠んでいますよ。
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熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな
海神の豊旗雲に入日さし今夜の月夜さやけくありこそ
東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ
大君の命畏み柔びにし家を置きこもりくの.......(長歌)
つのさはふ石見の海の言さへく唐の崎なる.......(長歌)
北山にたなびく雲の青雲の星離り行き月を離れて
天地の初めの時ひさかたの天の河原に.......(長歌)
あかねさす日は照らせれどぬばたまの夜渡る月の隠らく惜しも
飛ぶ鳥の明日香の川の上つ瀬に石橋渡し.......(長歌)